【Set List】
1st stage
- In the Mood
- Fancy Pants
- Cinderella Waltz
- Marie’s shuffle
- I Thought about You
- The Heat’s on
2nd stage
- Into the Sky
- Soon
- Hallelujah I Love Her So
- Sir Duke
- Pensive Miss
- Knuckcleball
アンコール1曲
1部最初は
誰もが知る華やかな曲
♫ In the Moodで開幕〜!
これは昨年末の太田ジャズコンサート2022の
1曲目でも演奏していましたね。
話が逸れますが
昨年は山野ビッグバンドコンテストに続いて
太田もトップバッターでしたね。
しかも2日間のうちの初日のトップ!
そういう年もあるのですね(^^;
テンションが上がったところで
2曲目♫Fancy Pants
軽快なスウィングが若干の耳休め。
3曲目♫Cinderella Waltz
ジャズワルツ。
比較的テンポの速い3拍子から始まって
正確にリズムを刻むドラム
管楽器の流れるようなサウンドに乗って
ソリスト達が登場し
いつの間にか4拍子に変化してまた戻る。
なかなか楽しい曲でした。
4曲目♫Marie’s shuffle
山野でも演奏していましたが
その時よりさらに磨きをかけて
仕上げてきたなと思いました。
とても元気に満ちたサウンドで
リズム隊と菅楽器の音のバランスが安定していて、
今回はなんの不安もなく
安心して楽しむことができました。
5曲目♫I Thought about You
イントロからトロンボーンソロの
切ない寂しいような音色が響き渡り
なぜか汽笛が思い浮かびました。
静寂な雰囲気でバラード寄りなのかなと思いましたが、
そこはトロンボーンフィーチャー!
次第に軽妙かつコミカルさを感じるサウンドに
ワクワクしました。
またサックスのソリは
トロンボーンのK君が書き下ろしたそうです。
1部ラストは♫The Heat’s on
タイトル通りのイメージで
ノリ良く熱量の高い
これぞネオポリスのイメージぴったりの演奏で
締めくくってくれました。
☆☆☆ 休憩 ☆☆☆
2部最初の曲は♫Into the sky
始まった瞬間から驚きと言いますか
今までのネオポリスの演奏スタイルの中では
聴いたことがなく(私の記憶の中で)
ピアノのイントロから
ドラム・ベースそしてボンゴが加わり
ラテン風のリズムがとても心地良く
次第に管楽器も入って
ザ・合奏!
ゾワーっと広がる壮大なサウンドに
明るいを未来を想像しました。
トロンボーン,ソプラノサックス,
ドラムのソロも良かったのですが、
ピアノソロは
胸が熱くなりました🎹
今まで聴いた彼女の演奏の中でいちばんグッときました。
演出も素敵で
暗く暗礁された舞台に
グランドピアノだけが
スポットライトで青白く映し出され
雰囲気も出ていて
メロディがとても引き立っていました。
またソプラノサックスの民族楽器のような音色も
どこか懐かしさを感じ、
曲全体通して心が揺さぶられました。
トロンボーン奏者の中川英二郎さんの曲です。
どうりでトロンボーンソロからバンド全体を繋いで、
さりげなく引っ張っているような
そんな印象を受けました。
私好みの曲でした。
2曲目♫Soon
ジョージ・ガーシュイン!の名曲だそうです。
ガーシュインといえば
ラプソディ・イン・ブルー,
パリのアメリカ人
そういった曲を思い出しますが
この曲はアップテンポで
一気に駆け抜けるようなイメージでしょうか。
3曲目♫Hallelujah I Love Her So
4曲目♫Sir Duke
ここでようやくボーカリストの登場🎤
ネオポリスといえば
華やかな女性ボーカリストの方々が
楽曲を彩っていましたが、
今回男性ボーカリスト1人だけというのは
ネオポリス初でした。
昨年リサイタルが中止になった後に撮影された動画で
その歌声を聴いていたのですが、
その時は勝手ながら
歌手の藤井郁弥の若い頃の歌声が思い浮かび、
なんとも懐かしい気持ちになりました。
今年は2曲とも一度は耳にしたことのある
ポップで明るい曲をバックに
スタイリッシュに歌い上げてくれました。
聴き手としては来年は違う雰囲気の曲も聴いてみたいです。
できましたら団員皆さんにもお考えいただき、
彼の世界観がより引き立つような曲に挑んで欲しいです。
(勝手なことを言ってすみません(>人<;))
5曲目♫Pensive Miss
バラード曲
トランペットフィーチャー
思わず眠りに就きたくなるような旋律に
「おやすみ〜○〜○♩」といったフレーズが
心の中の声で勝手に歌ってしまいました
心が和む素晴らしい音色でした。
6曲目♫Knuckcleball
ついにラスト曲
正直、えっ?!
もう終わり?!Σ(゚д゚lll)
ヤダもっと聴いていたい(><)
そんな気持ちになりました。
もう心を無にして聴きました。
次々と繰り広げられるサックスパートのソロに
軽快なドラムが心地よく
まさに今年度の集大成を物語る
ネオポリスらしい
目の覚めるような曲でした。
アンコール曲は♫Ya Gotta Try Hearder
ドラムから賑やかに始まって
テナーサックスの華やかなソロから引き継いだ
メロディアスなピアノが素晴らしく
フルートのソロもあり
トロンボーンとテナーサックスの
ダイナミックなバトルソロ!
見た目も楽しく
さらに後半のサックスソリで一気に駆け抜ける
まさにアンコールにふさわしい
明るい曲でした٩( ‘ω’ )و
2部形式であっという間でした。
色とりどりの演奏に
4年ぶりの生リサイタルは感謝感激で
胸がいっぱいになり
なんとも言えない気持ちになりました。
演奏を聴いていて感じたことは
バンドのカラーが良い意味で
ガラッと変わったなと思いました。
私の勝手な印象ですが
色に例えると、
コロナ前は黒・ボルドーなどダークな色で
グルービーな雰囲気。
コロナ禍は透明。
そして今は明るいブルー・イエローのような
パステルカラーで
パァっとした広がりを感じます。
曲の選択や団員の雰囲気
全体の見た目など全てひっくるめての印象的です。
コロナ前がダークな色と言っても
決して暗いということではないです。
クールで一生懸命で
真面目なひたむきな演奏がこちらに伝わる
そんな感じでした。
1年間(3年間)の集大成。
8月の山野から12月の太田など
大きな舞台を乗り越えて
本当に成長したなぁと感動しました。
8月に聴いた頃に比べて
リズム隊と菅のバランスが
すごく良くなったと思いました。
またソリストの皆さんの
エネルギッシュな演奏は
私にはとてもまぶしくキラキラ輝いて見えました✴︎✳︎☆☆☆✳︎✴︎
今後の皆さんのご活躍が益々楽しみです。
アンコール曲まで
駆け足であっという間に終わってしまい
とうとう終わっちゃったなぁと
寂しく名残惜しい気持ちになりました。
この演奏を最後に卒業する皆さん
コロナ禍で演奏会が出来ずに
ご卒業された皆さんの
数々の熱い演奏は忘れません。
ありがとうございました。
さて来年度は
どんなカラーが生まれるのかとても楽しみです。
皆さん本当に素晴らしい演奏を
ありがとうございました。。。
追伸:
ネオポリスの演奏終了後
必ず全員が一斉に起立して
おじぎをするのですが
それが見事に揃っていて
毎回感動します。
あれは伝統の振る舞いなのでしょうか(^ ^)
コメント